骨髄ドナー登録へのお願い

白血病や再生不良性貧血などの血液の病気では、骨髄が侵され正常な血液を作ることができなくなります。そこで健常な人(ドナー)から提供された正常な骨髄細胞を静脈に注入し、患者さんの骨髄を入れ替えて正常な血液を造るようにする、骨髄移植が行われております。
骨髄移植では、白血球の型(HLA型)が適合する必要があります。しかし患者さんのHLA型がドナーと適合する確率は、兄弟姉妹間で4分の1、親子間では数%以下、非血縁者間では数百から数万分の1しか適合しません。
骨髄移植は日本では年間1,250件ほどが行われていますが、骨髄移植がいつでも行えるようになるためには多くのドナー登録者が必要です。幸い昨年は競泳の池江璃花子選手がドナー登録を呼び掛けたこともあり、過去最大の59,994名が登録し、2020年4月末現在の登録者総数は528,798名です。しかしながら住所不明のドナーも多数存在します。さらに55歳になるとドナー登録から毎年2万名ほどが除外されるため、より多くの登録者が必要です。
骨髄移植を待ち焦がれている患者さんは現在1,938名も存在しております。皆さんの骨髄という『愛のバトン』を、明日への希望を燃やし続けている患者さんに是非受け渡していただきたいと思います。

一般社団法人宮城骨髄バンク理事長 中川国利

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